教師としても保護者としても、もち子が小さい頃は一人の担任の先生にじっくり、できれば低学年は持ち上がりで2年継続でみていただくことのメリットを強く感じていました。
しかし!!!
ここ数年で気持ちはすっかり変わり、今は断然教科担任制や外部講師の活用を強く希望。
<理由>
・若手教員が増えているが、労働環境の改善、パワハラ防止などとの兼ね合いもあってか、教師によっての力量の差がうかがえる。定時退勤を目指そうとすると、膨大な量の仕事をかかえた若者が力を伸ばすための時間的余裕はないのが現状。
・担任業務を満足いくまで行おうとすれば、家庭、子育てとの両立は困難を極める。1学級の仕事を分担できれば、出産や育児の時期に辞めていく中堅層が減って、教育界の力の底上げになる。
・休暇が適切に取れるようになるはず。現状では休暇をとれば1日自習になりますが、担任不在の日に授業を進められる人が他にも複数いれば、調整が可能になります。
・「教師にとって扱いづらい子」の中の数パーセントは「担任とそりが合わない」なのかもしれないと感じている。発達障害の早期発見などの観点で考えても、複数の目で子どもを観察することのメリットってあるんじゃないか。
現在担任補助として勤務している学校でも以前の勤務校でも、とにかく人が足りない、担任が学級数そろっていないと。どこもかしこもそのような状態。教員免許を持ったまま「適度に働きたいなぁ」って家庭に入っている女の人、結構いそうですが・・・。給食費無償化もぽこなっつ家ではありがたいけど、小学校に人材を揃えるのにお金が回せないならそちらを優先しても良い気がします。
「適度に働きたいなぁ」は「資格を生かして効率よく稼ぎたい」なので、近辺のパートタイムの仕事より若干でも時給が良かったら人材確保できそうだけどなぁぁ。
ちなみに教員免許を持っていると時給が優遇される、という仕事って本当に少ないです。教育委員会を通して職についても、無資格者と有資格者、勤務経験年数などの差別化はなく、人が集まらない原因になっていそうです。
まとめ
短時間勤務で、資格を生かした雇用形態で、学校の仕事に携わりたい人で、家庭に眠っているまたはパートタイム等で働いている人を活用して、学校体制を整えると、
現役担任の方、家庭に眠っている方、子どもたち、みんなハッピー。ぽこなっつ、働きたい時間働き、見合った給料を頂けるシステムを心から希望。
※6時間目まで授業をして、Maxの働き方をしたい、という方は、それも有りですね。
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