担任している学級で、なぜだか今日は、もしくは最近空気が沈んでいるなぁ…というとき、子どもたちが元気ないと、心配だしなぜか超高速で焦ります(崩壊感知器が作動するんですかね)。そんで「元気出せ!!」って喝入れてさらにへこんでいったりとか。
さて、そんな状況のときに、方法は無限にありそうですが
簡単に
毎日できる
様々な学級タイプに対応できる
くうぽこなっつお気に入りの手法があります!
前回の話
今回の記事は、前回からの続きのお話になっています。
前回の話→やって損はない!明るい学級づくりのためのお得な手立て①
<おおまかな前回の話>
・明るい学級って??漠然とした言葉過ぎて見る視点によってもちがってきます。今回は「安心して過ごすことができる学級」を目指す内容。
・安心して過ごしてもらうためには、担任と子どもとの関係も重要。
・会話などを通じて1人ひとりと関わる時間を意識的に作ろう。
1人ひとりとの会話の時間、いつとれる??
30人以上の子ども相手にいったいそんなんいつやんねん??って思いました??毎日5校時か6校時は個人面談??不可能。そんな時間、就業時間内にはないですね。意外と穴場のっっ!!おススメの時間帯っっ!!
朝の登校時間ーーーー!朝は、学校でのテンションにスイッチonする前の素の状態の子どもたち。しかも、パラパラと1人から数人程度で教室に入ってくる、このタイミングがベスト(ぽこなっつ調べ)!
・登校時は教室の前のドアから入ってね。
・先生のいる教卓の前にきて朝の挨拶をしようね。
この2つを子どもたちにお願いしておけば自動的にシステムが稼働し、子どもたちは毎朝担任の前にきてあいさつを交わします。毎日必ず全員と個々にかかわることができる!なんて簡単且つ優秀なシステムッ!あいさつだけでももちろん個別の関わりになりますが、慣れてきたらもう一言ずつ会話を交わすとさらに効果倍増。
効果
→困ったら先生に相談できるという安心感を持たせる。そして担任にもっと聞いてほしく、見てほしくなる。そして毎日話を聞き、子どもは担任を好きになる。慕ってくるのでもちろん担任も子どもたちのことが好きになる。担任や友達が困っていたら、子どもたちがフォローしてくれるようになる。
会話したぐらいで本当に効果はあるの?
そんな、おはようって言ったくらいで子どもが好いてくれたら世話ないってーーーってどうか思わないでやってみてほしい。多くの児童は、大人(担任)に話しかけられたらよろこびます。教室ではみんな猛烈に大人数で生活していますので、個別に声をかけてもらえることはものすごく特別なこと。くうぽこなっつも職員室で目上の先生などが気さく挨拶してくれたりするとうれしいと思うことがある。「おはよう」って言われただけなのに「いい仕事してるね」って言われたかと勘ちがいしたりもする。勘ちがい万歳
例えて言うなら…平井堅がね、ドームでのライブの時「♪君だけに~っ♪」って言ってチラッと観客席に顔を向けるんです。するとそこら中の人が舞い上がって、「わたしだけに??」ってザワつく…それと似だ感じです。勘ちがい万歳。
ここはひとつ先生方には、どこかのアイドルか又はヘタしたら皇室くらいの感覚で、にこやかにヒラヒラと手を振って挨拶してもらいたい。自分は紀子さま!と思って毎日やっていくと、「先生と話したい」「先生がぼくに良くしてくれる」「わたしを見てくれている」というふうに子どもに伝わっていくはずです。多くの子が「担任と話そう」の活動を支持してくれるようになったころには、もう担任は皇室を卒業し立派な教祖ですね。担任教祖。
ゲラゲラ笑ったり、大盛り上がりでエキサイトするような効果ではないけれど、確実に子どもたちの想いを汲む手がかりになりますよっ。ふわっと明るい雰囲気になります。
次回
・挨拶からのプラス一言の会話について。
・会話に次ぐ「あの手この手」について。
次回の記事で追記していきたいと思います。
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